清遊のアラマンチョ

好きなことをすきなだけ。マンガとボードゲーム、ウイスキーと食べ歩き。

普段ドラマをまったく見ないのに ドラマ 『カルテット』にハマる

カルテット

 

偶然カラオケボックスで出会った4人のアマチュア楽器奏者が四重奏の楽団(カルテット)を組み、冬の軽井沢で4人一緒に生活していく。

 

 

彼らは未来ある若者なんかではなく、それぞれ奏者としての夢を諦めきれず過ごしていた過去にいろんなことを秘めた大人たち。

 

 

そんな彼らが『カルテット・ドーナツホール』として共同生活しながら、少しずつそれぞれの過去や人となりを明らかにしていく。

 

 

元はプロの演奏家で今は専業主婦をしている巻真紀(松たか子)

夫が失踪したヴァイオリニスト。

しかしその夫は失踪したのではなくもしかしたら真紀が殺したのかもしれない。

 

 

音楽一家に生まれながらサラリーマンをしている別府司(松田龍平)

 有名な音楽家一家「別府ファミリー」に生まれながら、その中で1人大成せずサラリーマンになり悶々としていたヴァイオリニスト。

 

 

ストリートで演奏をしている世吹すずめ(満島ひかり)

不思議少女系のチェリストすずめちゃん。

密かに真紀のことを探っている。

 

 

理屈っぽくこだわりの強いヴィラ奏者家森諭高(高橋一生)

定職に就かずチャラチャラしている彼は怪しい男たちに追われている。

 

 

第一章でそれぞれの人となりが見えてきた頃、衝撃の第二章に移行していく。

 

 

 

毎週毎週引きが強いというか、思いがけない展開の終わり方をするドラマ。

 

 

終盤の話をしちゃうとネタバレになってしまうので、あえて書きません。

(調べたらわかってしまうのですが・・・)

 

 

カラアゲれもん問題や、ウルトラソウル下着など共同生活のなかのたわいもない会話が秀逸で4人が大好きになっていきます。

 

 

吉岡里穂演じる来杉 有朱(アリスちゃん)も、口調は丁寧でも性格超ワルな悪女役、

目が全然笑っていない演技は怖すぎ!

いい味出してます。

 

 

すごいおすすめですので是非見てない人には見てほしいドラマです。

 

 

坂本雄二さん脚本のドラマはドラマ好きかどうかのリトマス試験紙みたいなもの、と言われるかたもいるそうです。

あなたの試験紙の色は変わるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

「第7回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞」では、『カルテット』が全7部門中5部門を受賞されたそうです!!

おめでとう~~!!